お知らせ

みらいえ相続グループからのお知らせです

シルバーネット2026年6月号に掲載されました

        

「確定申告は自分でやっているから大丈夫」相続税申告との違い

相談者:父が亡くなって相続税の申告が必要です。毎年自分で確定申告をしているので、相続税も自力でいけると思うのです。似たようなものですよね?

佐藤:実は『所得税』と『相続税』は、ルールも労力も全然違います。まず、作成する書類の「量」をみてみましょう。確定申告のメインは第1表から第4表までですが、相続税は「第1表から第15表」まであります。これに別途、付随する資料収集や明細書も膨大です。

相談者:でも時間をかけてじっくり取り組めば、なんとか完成できるんじゃないかな 。

佐藤: 税理士が申告にかける標準的な時間は、所得税の場合1時間~2時間、相続税は15時間~30時間かかります。慣れていない人の場合、所得税は推定6時間。相続税は90時間かかると予想します。税金の仕組みの理解、手引きの熟読、資料の収集、調べながらの作成だと税理士の3倍以上はかかると予想します。さらに怖いのは、費やした時間と「正確さ」が比例しないことです。自己流で数ヶ月悩み抜いても、後から税務調査でミスを指摘され、高い加算税を払うリスクが付きまといます。最初からプロに任せて「将来の安心」と「最適な節税」を手に入れる方が、結果としてコストパフォーマンスは圧倒的に高くなります。

相談者:確定申告の時期に税務署に行けば、書き方を丁寧に教えてくれますよね。相続税も窓口で聞けばなんとかなるのではないですか?

佐藤:そこが落とし穴です。所得税の相談会場は『計算の正しさ』は見てくれますが、相続税の窓口は『計算の正しさ』の確認や『有利になる特例の選び方』までは提案してくれません。弊社でも相続税の申告方法は教えません。説明しきれない程、気を付けなければならない項目が多いからです。実は、税理士の中でも、「相続税は専門外」とする方がいるほど、この分野は特殊で奥が深いのです。それ程大変です。相続税申告は是非相続専門のプロにご依頼ください。

 

「2026年6月号シルバーネット掲載」

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