お知らせ

みらいえ相続グループからのお知らせです

シルバーネット2025年12月号に掲載されました

        

相続財産の調査について

相談者:先日、父が亡くなり自分で遺産調査を行いました。相続税の基礎控除は超えないと思っていますが、遺産調査はそんなに厳密に行う必要があるのでしょうか?私のところは現金と自宅くらいで複雑ではありません。

佐藤:はい、遺産調査はしっかりと行った方が良いです。

相談者:でも、通帳でだいたいの金額はわかっています。

佐藤:実は、税務署は名義預金や生前贈与の有無を確認するために銀行の過去の取引履歴や印影、登録住所を調査することがあります。相続人が気づいていない事が判明して遺産総額が増えることがあります。

相談者:父とは別居していたので、何に使っていたのかは把握していませんでした。みらいえ相続さんではきちんと調査をしていただけるのですか?

佐藤:金融機関から過去の取引明細と残高証明書を取得します。預金だけでなく証券会社や保険会社等につきましても調査を行い、時系列に異動状況を整理します。

相談者:そんなに細かくやるんですね。でも、引き落としたお金の使いみちはわかりませんよね?

佐藤:整理表を作成し、不明な生活費以上の出金があるときは不明である理由の疎明資料を作ります。

相談者:そうですか。私が調査した内容では不安を感じてきましたのでやはり専門家にお願いしたほうが良いですね。何を準備すればよいですか?

佐藤:ありがとうございます。ご提供いただきたい書類のリストをお渡ししますので、それに沿ってご準備いただければ大丈夫です。

相談者:よろしくお願いします。

佐藤:こちらこそ、よろしくお願い致します。

「2025年12月号シルバーネット掲載」

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