お知らせ

みらいえ相続グループからのお知らせです

りらく2025年8月号に掲載されました

「お一人様」の老後不安解消にプロのサポートで今から準備を

老後と相続を考えなければならないけれど……

近年、子どもを持たず、配偶者の死去、離婚、未婚などにより「お一人様」が増えており、相続関連の問題が大きな懸念となっている。
一人暮らしで50代から70代になると、いずれ病気になったり、介護が必要になったり、その後の相続、葬儀や墓をどうするか、それらを誰に頼んだらいいかなどの不安が頭をよぎってくる。
しかし、今はまだ元気だからと踏み出さずに先送りしている人が大半だ。
何事も準備は早い方がいいはず。老後の生活が気になったら、まずは相続前後の相談から始めてみよう。

こんなにある生前と死後の心配

生前で一番の懸念は、病気やケガをした時。
通院の付き添い、入院手術などの立ち会い・費用の支払いをする身元保証人を立てなければならない。
さらに困るのは重度の認知症になった場合だ。
施設費用や医療費の支払い、財産管理などの法的手続きを代わって行ってくれる成年後見人が必要になる。
また、ある程度自立して生活できる人の場合でも、安否確認や緊急時の連絡を誰にするか、買い物や家事の手助けは必要かなどを考えておかなければならない。
死後についてもさまざまな法的手続きや処理すべきことがある。
まず病院からの死亡連絡を誰にするか、そして遺体の引き取り、葬儀から火葬・埋葬をどのようにするか。
その後、自宅の処分や遺品整理、水道や電気を止める手続き、さらに病院や施設費用の精算、健康保険や年金の手続きと、多くの事務が発生する。
親戚や友人に迷惑をかけたくないと思ったら、生前の生活から死後の手続きまでサポートしてくれるサービスを利用する方法もある。

身元保証・生活支援の連携サービス

みらいえ相続グループでは、一人暮らしの人からの相談も増えてきたため、身元保証・家族代行支援事業を行う(一社)時のささえと提携して、生前から相続、死後手続きなどのサービスを始めた。
みらいえ相続グループ内の各法人が連携の上、任意後見人、遺言執行者となって生前の財産管理、死後の財産引き継ぎ、不動産売却などを行い、時のささえが入院や手術時の身元保証、日常生活支援、葬儀(葬儀社に依頼)、死後の手続き、遺品整理(業者に依頼)などを行うという仕組みだ。
佐藤智春税理士は老後の安心のために早めの準備を勧める。
「提携により私どもで老後の生活から死後の手続きまで、一貫してサポートできるようになりました。
一人暮らしの方は、遠くの親戚より近くの他人として助けてくれるサービスを活用する方が気が楽ではないでしょうか。
判断力が落ちる前に老後から死後の準備を始めたいものです。
目安は60歳、せめて70 歳になった時、少し健康不安を感じた時です。
契約後は何かあっても大丈夫と安心して生活を楽しめると思いますよ」
思い立ったが吉日。まずは相談に足を運んでみよう。

「2025年8月号りらく掲載」

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