相続した不動産と株式を売却する時に税金がかかります。
相続が発生する前に、あることを事前に備えておくのとおかないのでは、
税金の負担が大きく変わることもあります。 その方法を事例を元に解説しています。
被相続人から不動産と株式を引き継いだ方がおりました。
相続の後にその不動産と株式は処分したい。つまり、「売却する」とおっしゃっています。
このような時に、売却に伴って所得税がかかるということになります。
被相続人が購入した時の金額によって、売った時の所得税が変わってきます。
通常、不動産を売却する時には、売却した金額にほぼ20%くらいの税金がかかります。
ところが、亡くなった方が昔購入した金額が分かれば、その分を売却費用から差し引きますので、
その結果、税金は安くなるということになります。
相続をきっかけに、昔購入した金額が分からないというケースが結構ありますので、
相続を機会に昔の購入金額とか権利書といったものは、きっちりと整理して保管していただきたいと思います。
相続の時はたくさんの資料がありますので、将来使えそうな資料と分けていただくことが非常に大切です。
将来の税金に大きく影響していきますので、気を付けていただければと思います。