1)課税価格の算出
「相続財産の価格」+「みなし相続財産」-「債務・葬式費用の金額」+「(A)相続時精算課税の適用を受けた贈与財産・(B)Aを除く3年以内の贈与財産」
2)課税遺産総額を算出
「課税価格」-「基礎控除額(3,000万円+法定相続人の数×600万円)」
3)相続税の総額を算出
「課税遺産総額」×「各人の法定相続割合」×「税率」-「控除額」
※これを相続人ごとに行って合計する。
4)各人の相続税額を算出
「相続税の総額」×「各人のあん分割合(各人の課税価格/課税価格合計)」
5)各人の税額の加算・控除
4)により求めた相続税額に相続税額の加算・各種控除項目を考慮後の金額が納付すべき相続税額となります。
<加算項目>
・税額の2割加算(1親等血族(世襲相続人を含む)配偶者以外の人に適用されます)
<控除項目>
・贈与税額控除
・配偶者の税額軽減
・未成年者控除
・障害者控除
・相次相続控除
・外国税額控除
[監修]佐藤 智春
【代表 税理士・行政書士】
経歴:仙台大原簿記専門学校卒業後、宮城県で最年少税理士登録。16年以上の実務経験を持ち相続専門税理士として数多くの案件を手がける。
(2023年相続税申告実績/179件)
税理士佐藤智春は税理士の日(2月23日)に産まれた40歳です(2024年現在)。若いからこそ、二次相続はもちろん、三次相続までサポートできます。多くの案件をこなしているからこそ三次相続まで見据えた遺産の分け方を提案しています。