異業種から転職してきたモモです。
「相続税や相続手続をする会社に入ったんだー」と話をすると
必ず「相続って?」からスタートし、どんどん質問を受けます。
興味はある
自分に関係する?
聞いてはいけない話題?
誰に聞いて良いのかな?
そんな人がほとんどなんだろうなと実感しています。
そこで、このブログでは、
私が、友達や家族によく聞かれる「相続」についての質問を
弊社の相続専門家あべちゃん先生にわかりやすくご説明いただき、
「相続」の勉強をしていきたいと思います。
今までは相続税のお話メインでしたが、相続手続きとは?
亡くなった方の名義やらなにやらいろいろありそう。
整理がつきません。何が必要なのでしょうか?
教えてあべちゃんせんせーい!
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相続税の申告と共に必要なのが、手続です!
相続、やらなきゃいけないことはたくさんあるんですね。
主な内容としては下記があるかと思います。
○預貯金・株式の名義変更、解約
○土地建物などの不動産の名義変更
○車などの名義変更
しかし、その前に!亡くなった方の
『相続人はだれ?』
『どんな財産を持っているのか?』
『どのような割合で財産を振り分けしていくのか?』
の3点の確認が必要になります。
まず、『相続人はだれ?』
誰が相続人なのかを調べるためには、
亡くなった方の「戸籍謄本」「除籍謄本」「改製原戸籍」等を
生まれてから亡くなるまですべて取得します。
相続において、それほど大切なものがここで説明する相続人調査なのです。
「相続人が誰になるかくらい、だいたい分かっている」と安心せずに、
しっかりと戸籍を収集して、調査しましょう。
次に、『どんな財産を持っているのか?』
財産目録や遺言があればまだいいのですが、
ほとんどの方がないと思います。
そのため、まずは一から『どんな財産を持っているのか?』
をすべて調べる必要があります。
預貯金、有価証券、不動産、生命保険、車…
もちろん、借金などマイナスの財産も調べます。
どうでしょう?すべて把握していますか?
特に預貯金!平日の銀行が空いている時間に相談にいかないといけません。
しかも亡くなった方との関係性なども調べられるため、
1回短時間で済むものではありません。
平日にお休みがある方でもなかなか大変です。
すべての財産がわかったところで、『どのような割合で財産を振り分けしていくのか?』
※遺産分割協議と言います。
適正な割合はどの程度なのか。
相続なんて経験したことのないことです。
どのようにしたらよいのか、話し合っても決まらないご家族がほとんどです。
この時点ですでに疲れ切ってしまいますが、
上記3点が決まったら、さぁ、相続税申告書の作成と財産の振り分けをするため、
名義変更や解約手続きを開始します。
もうそんな余力はなくなっていますよね…。
まずは通帳や固定資産税の納税通知書など、
亡くなった方の財産がわかるものを探して、
一度専門会にご相談いただくと良いと思います!
無料相談承ってますよ~💓
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あべちゃん先生ありがとうございます!
ぎゃー!悲しい上に、葬儀やらもあって、その上手続きって…
辛すぎる…
【まとめ】
○手続きが必要なもの:預貯金、有価証券、不動産、生命保険、車…
○『相続人はだれ?』生まれてから亡くなるまですべて調べる
○『どんな財産を持っているのか?』すべて調べる
○『どのような割合で財産を振り分けしていくのか??』話し合う
○財産の振り分けをするために名義変更や解約手続きを進める
結婚して名字変わっただけでも手続面倒だったことを思い出しました。
自分のではなく、亡くなった方の手続ですか…
仕事しながらじゃいつになることやら。
私だったらそのまま放置しちゃいそうです。
あべちゃん先生次回もよろしくおねがいします。
では次回も、初心者目線でお伝えしていきます。
[監修]佐藤 智春
【代表 税理士・行政書士】
経歴:仙台大原簿記専門学校卒業後、宮城県で最年少税理士登録。16年以上の実務経験を持ち相続専門税理士として数多くの案件を手がける。
(2023年相続税申告実績/179件)
税理士佐藤智春は税理士の日(2月23日)に産まれた40歳です(2024年現在)。若いからこそ、二次相続はもちろん、三次相続までサポートできます。多くの案件をこなしているからこそ三次相続まで見据えた遺産の分け方を提案しています。
担当:モモ