気配相場のある株式は、以下の区分に応じそれぞれの方法により評価します。
1)登録銘柄、店頭登録銘柄
次の価額のうち最も低い価額に株数を乗じて評価します。
1.相続開始日の取引価格(相続開始日に取引がない場合は相続開始日の前日以前に最も近い日の取引価格。)
2.相続開始日の属する月の取引価格の平均額
3.相続開始日の属する月の前月の取引価格の平均額
4.相続開始日の属する月の前々月の取引価格の平均額
※高値と安値の両方の取引価格が公表されている場合には、その平均額を取引価格とします。
2)公開途上にある株式
次の場合によりそれぞれの価額に株数を乗じて評価します。
1.公募・売出しが行われる場合
公開価格
2.公募・売出しが行われない場合
相続開始日以前の取引価格等を考慮した価額
[監修]佐藤 智春
【代表 税理士・行政書士】
経歴:仙台大原簿記専門学校卒業後、宮城県で最年少税理士登録。16年以上の実務経験を持ち相続専門税理士として数多くの案件を手がける。
(2023年相続税申告実績/179件)
税理士佐藤智春は税理士の日(2月23日)に産まれた40歳です(2024年現在)。若いからこそ、二次相続はもちろん、三次相続までサポートできます。多くの案件をこなしているからこそ三次相続まで見据えた遺産の分け方を提案しています。