相続税の納税方法

相続税の申告期限は、相続の開始から10ケ月以内です。
そして、申告期限までに、原則として現金で納付します

相続財産が、現金や預貯金だけであれば、相続した財産の中から納税することも出来ます。
しかし、遺産が土地建物など、換金しなければならないものが多い場合もあります。
土地等を換金するには、それなりの時間を要しますし、10ケ月以内にで現金化できるとは限らないのです。

そうした場合の相続税納付として、納付期限を延長して分割払いができる、「延納」の制度があります。
また、相続税を申告期限までに現金で納付するのが難しいときは、「物納」という方法もあります。

[監修]佐藤 智春
【代表 税理士・行政書士】

経歴:仙台大原簿記専門学校卒業後、宮城県で最年少税理士登録。16年以上の実務経験を持ち相続専門税理士として数多くの案件を手がける。
(2023年相続税申告実績/179件)
税理士佐藤智春は税理士の日(2月23日)に産まれた40歳です(2024年現在)。若いからこそ、二次相続はもちろん、三次相続までサポートできます。多くの案件をこなしているからこそ三次相続まで見据えた遺産の分け方を提案しています。