お客様からのご相談内容
両親が住んでいた家を相続したけど今は空き家になっています。売却しようかどうか迷ってますが、使える特典などありますか?
ご提案
空き家の3000万円特別控除という制度を利用することができます。
しかもこの特例が平成31年からはもっと使いやすくなります!
解説
空き家特例とは?
相続した空き家を売却したとき、譲渡所得から3,000万円を引いて税金を計算してあげましょうという制度です。
今まで3,000万円控除は大変魅力的な制度だったのですが、クリアしなければいけはい条件があり、実務上はとっても使いにくい制度でした。
一番のネックは「亡くなった方が一人でそのおうちに住んでいた」という条件です。
それは、高齢で一人暮らしの方は、介護施設に入居してらっしゃることが多いからです。
この制度は亡くなる直前に介護施設に入居していると、使えなかったのです。
しかし、平成31年度税制改正大綱によって要件が緩和され、亡くなった方が老人ホームに入所していた場合であっても、その他の要件などをクリアすれば3000万円控除がつかえるようになりました。
相続に伴う、様々な特例などもご提案させていただいておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
[監修]佐藤 智春
【代表 税理士・行政書士】
経歴:仙台大原簿記専門学校卒業後、宮城県で最年少税理士登録。16年以上の実務経験を持ち相続専門税理士として数多くの案件を手がける。
(2023年相続税申告実績/179件)
税理士佐藤智春は税理士の日(2月23日)に産まれた40歳です(2024年現在)。若いからこそ、二次相続はもちろん、三次相続までサポートできます。多くの案件をこなしているからこそ三次相続まで見据えた遺産の分け方を提案しています。